―ネット上での赤裸々な恋愛の悩みや告白を紹介し、真剣に恋愛について考えるシリーズ企画『非モテ自身』。今回は「浮気」についての話題です。―
「男性は浮気をするもの」というセリフは、浮気をされた女性が自分に言い聞かせる言い訳のようなもので、実は非モテの証にもなってしまうのです。
1度浮気を許してしまうと、男性は浮気を繰り返し、女性もそれに慣れてしまうことでしょう。
Yahoo!知恵袋「浮気を乗り越えるには？彼氏に浮気されて分かれようと思いましたがやっぱり一緒に…」(関連サイト参照)では、彼氏に浮気をされて一度は許すと言ったものの許しきれずに別れた女性が、後悔と悲しみの複雑な心境を綴っています。
■浮気の3カ月後に別れを決断した経緯
「彼氏に浮気されて、別れようと思いましたがやっぱり一緒にいたいと思ったのでそのまま付き合っていました。」
元カレの浮気の経緯を以下のように述べています。
「私が子宮の病気で治療中だったため、治療が終わるまでセックスするのは待ってもらっていました。」
告白者は、前向きに治療にあたっていたようです。とはいえ、彼氏に対しての愛情は表現していたようで、
「セックスはさせてあげられないから、とフェラはがんばったり、私なりにできることはしてきたつもりでした」
と述べています。
しかし、元カレは性行為を我慢できなかったようで、彼の浮気の様子を以下のように述べています。
「彼はそんなにお金もなく、普段のデートなどでも若干私の方が多くお金を出すくらいだったのに複数回わざわざラブホに行ってまで行為に及んでいたのです。」
告白者におカネを出させてまでデートに行っていた元カレが、別の女性と何度もラブホテルにいっていたとのこと。告白者のプライドが大きく傷ついたのかもしれません。
ただし、その後、元カレは、反省していたようで、
「最低なことしたのはわかってる。自分が傷つけたからこそ自分が支えていきたい。側に居たい。○○（私）のいない明日なんかいらない。これから信じてもらえるよういくらでも努力する。」
という言葉を告白者に伝え、
「過ちを犯したからこそ努力を重ねてくれていた」
そうです。
しかし告白者は、結局別れを切り出したそうです。それについて以下のように述べています。
「それから三ヶ月近く経ち、以前浮気していたときの証拠をまた見つけてしまい、発覚したときの気持ちが甦ってきて辛くて耐えられなくて昨日別れを告げました。」
ただ、別れた後も気持ちが揺れ動いているようです。
「会いたくてたまらなくなってしまいました。一過性の気持ちかもしれません。消えてとか言っておいて会いたいなんて言うのは勝手過ぎると自覚しています。でも、最低な理由でされた浮気であっても過去は過去…いつかは笑い話にする方法はないのか？ 反省して改心しているのに許せない私の心が狭いのか？ と、いろんなことを考えてしまいます。」
■自分が決断して別れたのによりを戻したくなるのは愚かではないか
別れたのに逢いたくなる気持ちが募る、切ない感情の中で苦しんでいる投稿者ですが、このまま彼とよりを戻しては非モテ街道まっしぐらです。
病気の彼女を支えずに浮気をした男です。元気であろうと同じことをします。浮気は、特に何か理由があってするものではありません。いつでも浮気のチャンスはあるのです。それを我慢するかどうかは、男性の持つ理性の強さにかかっています。もし1度許せば、次も許してもらえると気持ちが緩み、2度3度くり返すのが人の性と言うものです。
それを「男は浮気をするものだから」などと言い訳をしてしまっては、いつまで経っても終わりのない浮気の連鎖におちいります。心穏やかに幸せにすごすことはできないでしょう。さらには、いつか浮気相手の女性に彼氏を盗られる可能性だってあります。
つまり、彼氏を寝取られた挙句に振られた非モテ女になるのです。
自分が幸せになるために、浮気を許す非モテ女は卒業しましょう。
（松田）
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（関連リンク）
・浮気を乗り越えるには？彼氏に浮気されて、別れようと思いましたがやっぱり一緒に… – Yahoo!知恵袋（http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1449584474）
松田英雄
大阪芸術大学卒業後、フリーライターとしてインターネットを中心に作品が掲載される。グルメ、エステ、ファッションなどを中心に描いているが、独自の恋愛感、男性批判など、若い女性らしい過激な文章を得意とする。
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